大阪維新の会が検討している「船中八策」と称される選挙公約の骨子が概ねで揃い始め、それに対し国会の与野党から様々な発言が出てきている。
ただ、これまで国民の期待に応えられなかった国会議員の発言にいささか呆れてしまう。
どのような内容においても賛否両論あり、喧々諤々大いに議論されることは望ましいことである。
言論統制下の独裁国家でもない限り、個々、組織としての意見を述べることはもちろんあるべき姿であるが、国会議員の軽薄な発言はどうも納得できない。
本当の姿をまだ見ず、未だ中身を極限まで突き詰めたわけでもないこの「船中八策」。
今時点からこれにここまでこだわり、批判を繰り返す与野党の国会議員。
報道だけを見て、党内、政府内でも議論を交わしたものでもないものになぜそう敏感になるのだ。
自身の無さの表れ、勢いへの恐怖、保身重視の行動に他ならない。
正直なところ、小生も骨子だけでは細かい事が分からない上に現実味に欠ける部分もあるように思う。
しかし、それはここからがスタートラインに立ったばかりだからだ。
憲法改正を行われない限り成立することがない公約のいくつかは、もちろん国会議員のお歴々の発言通り現実的でないものもあると思う。
ただし現段階ではだ。
維新の会の行動の大題目は「大阪都構想」であり、そしてそれを実現する為に地方自治法等の抜本的な法改正、それに伴い憲法改正も必須事項となるのである。
その為の国政参加を目指す維新塾なのである。
橋下市長も言っていたではないか。
自分たちの公約を進めるためには国会議員の協力が必要であり、それが難しいようであれば維新の会として国政に参加すると。
その一言が、国会議員らによる維新の会への連携、すり寄り、勝手連等のような一見おかしな便乗状況を作り出しているのである。
情けない国会議員達を見るに堪えないではないか。
小生は橋下氏の一連の行動は荒削りではあるが全く理にかなっていると考えている。
上記のような発言があり、維新塾を開き、そして公約を提示し、その中ではきちっと憲法改正にも言及している。
ただ、ディテールがまだ詰め切れていないだけだ。
これも維新塾が整えばその中で話し合いを進めていくとのことで、民主党や、その批判に終始する自民党に比べれば、有権者への透明性と言う部分で優れており、それが有権者の意識を引き付ける好材となっているのではないだろうか。
しかし、1点気をつけておかなければいけないのは、民主党から出れば誰でも当選した等と言われる2009年の衆議院選と同様のポピュリズム選挙になってしまうことだ。
民主党に比べ、より独裁色を前面に押し出しながらこれまでの選挙を戦ってきた大阪維新の会。
もし前回の衆院選のような勝ち方をすれば、極端な方向性を緩和する政党が必要だと考える。
それが石原新党となるのではないだろうか。
真の保守としてのカラー、その上で維新の会とも近い理念を持っている。
ある種ここがストッパーとしての役目を果たし、第3極として、弱体化するであろう民主、自民党とのバランスを取り、政界再編を進めて貰いたい。
現在よりも若干は息苦しい生活を求められるだろうが、ダラダラとした未来の見えない政治からの脱却は出来るのではないだろうか。
とにもかくにも、次期衆院選挙が政治不信を払しょくする良い機会となる事を期待する。


by yasutaroh
朝日新聞の社説に唖然